近所のスーパーに、茗荷と新生姜が並んでいました。今年も祖母の味を漬ける季節がやってきました。
若いころ祖母に教えてもらったことを思い出しながら、毎年漬け込みます。
「塩は、この位」と手に乗せたり。「梅酢は、茗荷や新生姜が漬かるくらい」という感じで、教わりました。
それから四十年近くが経ち、きっと今は私の感覚になっています。
それでも毎年、変わらぬ味に(たぶん?)仕上がるので、こんな物でしょう。
茗荷は、きれいに洗って縦半分に切り、熱湯にさっとくぐらせます。
ざるに取り水切りをします。
冷めるまで放置します。
冷めたら、清潔な保存瓶に入れ、赤紫蘇と梅酢を入れます。
出来上がり。簡単!
今回は、一昨年付けた梅干しの、赤紫蘇と梅酢を使いました。
三日ほどで漬かるので、食べたい時に付けています。
きゅうりと和えると、美味しいですよ。
和えてから、しばらく置くときゅうりが、しなっとしてくるので食べごろです。
土汚れを、流水できれいに落とします。
先ず節ごとに切ります。節の大きいものは、縦半分に切ります。
余り薄く切ると漬かりすぎるから、一回で使い切るぐらいの大きさが良いみたいですね。
次に、塩を全体にまぶします。2㌔の生姜に、だいたい荒塩で大さじ二杯ぐらいかな。
しばらく置きます。
しばらくとは、鍋に水を入れて火にかけ、沸騰するまでの間です。
沸騰したお湯の中に、生姜を入れます。湯がく時間は、菜箸でくるくる回す間くらい。30秒ぐらいかな、それくらいです。
ざるに開けて冷まします。
生姜が覚めたら、梅酢に漬けます。
今年は、一昨年の梅酢が少なく、梅酢を購入する事にしました。
無添加で、赤紫蘇と梅酢と塩だけで作られているものを見つけました。
今回は、この梅酢で漬けます。
保存瓶を煮沸消毒する。
冷ました生姜を入れ、かぶる位まで梅酢を注ぎます。
2㌔の生姜に、2㍑使いました。
後は、冷蔵庫でゆっくり待てば、出来上がり。
野菜室に入れてます。
毎年季節ごとに、色々なものを作ってくれた祖母を、思い出しながら作っています。