• 健康で美しく歳をかさねる為に

下咽頭がん手術その後 8 口から食事が出来る幸せ 

主人からラインが来た。

「主治医の教授の診察があり、穴の塞がりも良好なので、口からの飲食のお試しの許可が出た。」

えっ!!

やったあ  バンザーイ!

3ヶ月ぶりの口からの食事

まずは、水のゼリー、その後誤飲が無いか確認しながら嚥下食(飲み込みや咀嚼といった嚥下機能の低下がみられる場合の食事)をたべれるようになった。

全てゼリー状。咽喉ならし。誤飲しないかテスト。

ただゼリーだけでは栄養が足りないので、今まで通りの鼻から管で流動食。

誤飲が無ければ徐々に普通食になる予定。

「3か月ぶりに、物が口から喉を通り胃袋に入った。健康のありがたさを感じる。  が!  まずい!!!  久しぶりに飲み込むのは、難しく時間が掛って大変!!!でも、何とか胃袋まで届いてる。
3ヶ月は長いね。飲み込むことを忘れてる。」

本当に、3ヶ月は長かった。

コロナのせいで合いたい時に会えず、時間も制限されて。

仕方が無いとは解ってはいても……

つい愚痴が出る。

36年前を唐突に思い出した

娘が、生後半年で腸重積になった。地元の市立病院では手術が出来ず、救急車で今主人が入院している病院まで、2時間かけて搬送された。

当時、高速は無かった。救急車だから2時間で着いたけど、普通は2時間半から3時間かかった。

携帯電話が無い時代。

完全看護で付き添いはNG

10日間毎日通ったなあ

今じゃ無理。

コロナと、体力的に。

数日後には普通食

このまま誤飲なく食事が進めば、普通食になる。

家に帰れる!

先に希望が見言える幸せ。

有難い!

コメントを残す